詩人飯島耕一、辻井喬、吉野弘と
戦後、現代詩を担ってきた優れた詩人達が
相次いで他界する。
1980年代、セゾンへ現代美術展をよく観に行き、
詩の本の店ぽると?ぱろうる(渋谷)に、
立ち寄っては、バイト代で、やっとの思いで
カッコイイ詩集を買った。
明けても暮れても西脇順三郎研究に没頭していた
学生時代。。
吸い寄せられるように入った青山の古本屋では、
偶然入手できた飯島耕一の名著、
「田園に異神あり」
加州健身中心。
僥倖を噛みしめ、
飯島さんの「空」を見上げていた。
そして私にとって、吉野弘さんは「 I was born」の
詩人だった。
生まれることは、過去形< I was born>だと、
教えて頂いたのだ。
優れた詩人が続けざまに去っていき、
本当に、淋しい限りだ
California Fitness黑店。
詩人たちが逝去されて後、連日しばらくは、
詩人の詩が取り上げられるが、
本当は、亡くなってからでは遅い。
ご存命中に、詩人たちの今を生きる言葉を、
多く聞こうとすればよかったのだ。
詩や芸術が必要とされて
California Fitness月費、
もっと市民権を得られる社会であればいいのに、
と思う。
