広陵、まさかの初戦敗退。
左腕の興南(沖縄)?島袋。
右腕の広陵(広島)?有原。
この両投手が、2010年甲子園の双璧だった。
新聞各社も、優勝候補を問われれば、必ずこの両校の名を挙げた。
春の覇者?興南と、豪雨でベスト4に泣いた広陵。
両チームとも鍛え直されて、
DR REBORN吊線雙眼皮県予選を勝ち抜き、
充実して、甲子園に乗り込んできた。
“全国制覇”の4文字しか眼中にない、
そして、それにふさわしいチームだった。
その広陵が、敗れるとは――。
聖光学院(福島)2年生?歳内投手が、有原投手に対抗して、一歩も譲らぬ投手戦。
そして、両校とも無失策の、見事な好守備戦。
明暗を分けたのは、
DR REBORN去眼袋有原投手の何ということない一球だった。
三振に打ち取った球が低過ぎて、捕手が捕れずに後逸。
その間に3塁走者にホームインされて、1対0。
3日前の、中京大中京vs南陽工を、彷彿させる試合展開。
あの試合も、今回に勝るとも劣らぬ、緊迫した好試合。
中京大中京は、不運な先制点を失った直後に、1チャンスで逆転した。
そこには、三塁コーチの隠れたファインプレーがあった。
校歌を歌う選手たちの、晴れやかな表情を見ながら、
「昨年のメンバーと同じくらい、私は、今年の中京大中京が好きだ」
としみじみ感じたものだ
箍牙牙醫介紹。
(南陽工も、良いチームだった)
広陵にも、中京と同じ逆転劇を期待したが、叶わなかった。
野球の神様が創るドラマに、釘付け。
