黒点に限らず、我々の回りにあるモノを観察してみると、
4年ごとにピークを迎えるものが結構ある。
たとえば、サケの遡上、株価、建設活動の動向、工業生産高、プランクトンの発生、
非農業部門の雇用状況、野ネズミの大発生など。
はっきりした理由は分からないが統計上ではそうなると言えるものが多いそうだ。
占星術は生まれ月で、その人のもっている運を探るものだが、
統計を取ってみると、同じ時期に生まれた人は、
同じような運勢をもつ傾向を認めることができるようだ。
たとえば、
会社の重役、政治家などは、
周向榮春から初夏にかけて生まれた人が多く、
野球選手は、春から夏にかけての生まれが圧倒的だとも言われる。
ところが、ラグビー選手は、いわゆる早生まれが多い。
また、教師、技術者、看護士は初夏生まれに集中するという。
ヨーロッパには、このようなデータベースがかなりあるようで、
何かにつけて、統計上の傾向を探っている。
話題の本に『統計学が最強の学問である』というのがある。
統計学そのものが最強とは思わないが、
数多いデーターから、読み解くことが出来るものは、
無限大ほどもありそうだ<
周向榮。
自分の子供が、野球やラグビーのトップ選手になって欲しいと考えるのであれば、
統計上の傾向を考慮に入れつつ産むのがいいかもしれない。
スポーツ選手にすることも、政治家にすることにも興味がなく、
ただひたすら、子供の長寿を願うのであれば3月生まれがいいそうだ。
3月生まれは、
周向榮ほかの月生まれの人より平均して4歳も長命だとされる。
何がそうさせるのか、4歳という年齢差はかなり大きい。
